こんにちは。2019年に富士住建でマイホームを建てたモンチ(@monchi_fuji)です。
家を建てる時には期待や希望とともに、様々な心配が伴いますよね。
建てた家が欠陥住宅だったらどうしよう?というのも、心配事の一つではないでしょうか。
特に富士住建はネットの口コミなども少ないですし、我が家も『どんな家が建つだろうか…』と不安に思っていました。
(富士住建の口コミについては以下の記事で纏めていますので、良かったらご参照ください↓↓)
そこで今回は、我が家で竣工後に見つかった主な不具合をブログ記事にさせて頂きました。
これから家を建てる皆さんの参考になれば幸いです!
1.入居前の施主検査
初めて施主が本格的に家のチェックをするのは、引き渡し前の施主検査のタイミングでした。
建築途中から見学に行ったり、ゲンバアイというアプリを使って建築中の家の写真を確認したりはできるのですが、内装まで全て出来上がった状態で自宅にあがるのは初めてです。
どんな住宅メーカーでもこの施主検査のタイミングで、何かしらの不具合が見つかる(クロスの歪みや汚れなど)と聞いていたので、我が家も『不具合見つけるぞ!』と意気込んで行きました(笑)
そしてけっこう血まなこで探したのですが、この時点では何も見つけられず…。
(↑良いことのはずなのに、なぜか不安になるモンチ夫婦。)
けっこうあっちもこっちも見て良いですか?と聞いて見せてもらっていたら、現場監督さんが『引き渡し後でも何か見つかれば対応しますので、全然大丈夫ですよ!』と言ってくれました。
現場監督さん、終始すごい良い方だったんですよね。
(そしてその言葉に安心しつつも、本当に来てくれるかなぁと少し不安なモンチ夫婦。)
まぁでも見つからないものは仕方ないので、無事に施主検査と引き渡しを終えて住み始めることになりました。
2.入居直後に見つかった不具合
そして、入居後の割と早い段階で気になったものがいくつかありました。
床のきしみ
まずは、キッチンとリビングの一部で生じる床のきしみ(床鳴り)です。
フローリング材は湿度などによって伸縮することがあるため、どうしても季節などによっては床鳴りが生じてしまうことはあるようです。
現場監督さんに電話すると、すぐ見に来て見てくれました。
(↑本当にちゃんと来てくれた!と一安心するモンチ夫婦)
応急処置ではありますが、カッターを使った対処法などを教えて頂き、その場で対応してもらって床鳴りはしなくなりました。
(そしてそういえば入居して2年が経ちましたが、その後、床鳴りが気になることはないですね。)
引き込み戸の調整
我が家はリビング周辺に引き込み戸が何枚かついているのですが、それがちゃんと閉まらないということがありました。
一見閉まっているように見えるのですが、よくよく見ると2ミリくらい隙間が開いてるんですよね。
これはドライバーなどで建て付けの調整をしてもらうことで、直りました。
3.入居1年以内に見つかった不具合
引き渡し直後くらいだったら、我が家のように現場監督さんが来てくれる場合もあるかもしれませんが、基本的には引き渡し後はアフター管理課というところが対応を任されているようです。
富士住建では入居した後、1ヶ月・半年・1年・2年、の4回のタイミングでアフター管理課による無償の点検が受けられます。
そして定期点検以外のタイミングでも、連絡をとれば対応してもらえました。
例えば以下のトラブルです。
シャッターがたまに閉まらない
富士住建は電動シャッターが標準仕様になっていて便利なのですが、なんだか30回に1回くらい(?)の確率で最後までシャッターが閉まらないことがありました。
もう一回全開にしてまた下げるとちゃんと閉まるのですが、何か気持ち悪い。
ということで見てもらうと、富士住建では対応が難しいということでメーカーのYKKを呼んでもらうことになりました。
数日後にYKKから帽子を被ったおじいちゃんが来て、ちょっと大丈夫かなと思ったのですが(←失礼)、シャッターの設定を一旦リセットしてもらったらすぐに直りました(作業時間5分程度!)。
・定期点検時の不具合
続いて、定期点検時に見つかった(orこちらから指摘した)トラブルです。
定期点検はまず外装から始まり、内装や床下などまで1〜2時間くらいかけてじっくりチェックしてくれました。
ハウスシューズの浮き
外装は普段じっくり見ないので住んでいる身としては全く気付かなかったのですが、ハウスシューズの一部に浮いてきてしまっている部分があった(と、確か点検した方が言っていた)そうです。
浮きが生じていた部分は写真を撮って見せてくれて、後日直してくれました。
トイレの手洗い器の水量調整
これも点検した方が『水量弱くて使いづらくないですか?』と言って直してくれたところです。
でも調整できることを知らなかったので、指摘してもらえて良かったです。
手洗いの時に水が多めに出るようになって、だいぶ使いやすくなりました。
コンロの部品破損
これは我が家の方から申告しました。
ビルトインコンロの電池が切れた際に、操作パネル部分のフタを開ける必要があったのですが、初めて開けた時に『パキッ』と音がして破損してしまいました。
一見ちゃんと付いているように見えますし普段使う分には問題ないのですが、フタと本体の繋ぎ目の部品が欠けてしまって、フタを開ける時にきれいに開かなくなったので気になっていたのです。
定期点検時に伝えてみたところ、後日タカラスタンダードから新しい部品が届いて無事に交換できました。
(その後開ける際は割と慎重に開けるようにしているので、再度破損することはなく使用できています。)
建具のメンテナンス
ドアなどの建具も木材なので、湿気などによって建て付け具合に微妙に変化が生じるようですね。
我が家もドアを閉める時にちょっと擦れて閉めづらいなと思っていた箇所があり、定期点検時に伝えると、その場でドライバーなどを使って直してくれました。
4.入居2年目で見つかった不具合
入居2年目は特に日常生活でトラブルは起きず、快適に過ごしていました。
そして忘れた頃に、入居後2年の定期点検のハガキが届きました。
(定期点検の頃になると毎回ハガキが届いて、そのハガキに点検の希望日時を書いて返送すると、サポートから連絡が来るシステムになっています。)
入居後2年の定期点検で一番大きかったことといえば、シロッコファンの交換でした。
シロッコファンのサビ
我が家はタカラスタンダードのキッチンを選んだのですが、レンジフードの整流板を開けた内部にあるシロッコファンという部品が一部サビておりました。
ということで、定期点検の際に伝えたところ、タカラスタンダードに連絡を入れておくとのことでした。
すぐにタカラスタンダードの担当とも連絡がとれて、2週間後には交換に来てくれました。
因みに新しいシロッコファンはアルミ製らしいので、今後サビの心配はしなくて良さそうです(クレームが多くて仕様を変えたのかな?)。
壁紙のすき間
私も夫も全く気付かなかったのですが、キッチンのカップボードの上部の壁紙に、わずかなすき間ができていたそうです。
言われてみれば確かにという感じですが、なかなか日常では気づかないレベル。
(因みに壁紙の収縮によるすき間も、建具と同じく、環境要因によってよく発生する現象のようです。)
すき間はその場で担当の方がコーキング剤を使って直してくれました。
そしてすかさずコーキング剤の種類をチェックする夫氏。
市販で売っているものらしいので、今度すき間を見つけたら自分たちでも直せそうです。
建具のメンテナンス
1年目と同じく、ドアの建て付けの調整を1か所してもらいました。
そしてここでも調整の仕方とコツを確認して、レクチャーしてもらう夫氏。
こちらももし今後調整が必要になれば、自分たち(というか夫氏)でも対応できそうな雰囲気でした。
5.まとめ
ということで、今回は入居後2年間の不具合をまとめてみました。
我が家では建具や床、クロスなど、環境の変化によって仕方なく生じてしまう問題や、メーカーの部品の不具合が多かったです。
(ちなみにメーカーの部品交換などありましたが、今のところ全て無償で対応してくれました。)
もちろん建物の傾きや雨漏りなど、欠陥住宅と呼ばれるレベルの不具合も見つかっていません。
そして定期点検では上述のとおり、じっくりと見てくれましたし、不具合の対応も遅いと感じたこともなく問題なしという感じでした。
ただしまだ入居2年目ということで、これからどんな不具合が出てくるのか、そしてどのような対応がされるのかというところは未知数ですので、引き続き状況を更新していければと思います!