こんにちは。2019年に富士住建でマイホームを建てたモンチ(@monchi_fuji)です。
今回は、これから家づくりをされる方向けに、以下の内容をまとめてみました。
- 富士住建の照明の特徴
- 照明を選ぶ時のポイント
- スイッチの配置の際に気を付けるべきこと
- 我が家の成功&失敗体験談
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです^^
1.富士住建の照明について
まずは富士住建の照明について、基本的な情報をお伝えさせて頂きます(他の住宅メーカーの方は、飛ばしてコチラから読んでいただいてOKです)。
富士住建といえば『完全フル装備の家』がウリで、住宅に必要な設備は全て(カーテンやエアコンに至るまで)標準でついてくるというのが特長ですね。
照明に関しては、全居室LED照明が標準仕様でついてきます。
メーカーはコイズミかパナソニックどちらかを選べますが、いずれにせよ選べる照明の種類はそこまで多くないようです。
私が建てた時は、例えばリビングの照明は色違いのシーリングライト3種類の中から選ぶ感じでした。
キッチンは2種類、トイレは1階と2階あわせて4種類の中から選ぶという感じです。
個人的にはもうちょっといろいろな種類から選べたら嬉しかったなぁという印象ですが、トイレの照明や玄関のポーチライトなど、標準仕様で十分満足できるものもありました。
特にポーチライトはけっこう気に入っていたりします。
また子ども部屋などの洋室についてくるシーリングライトは、入居前までは味気ないデザインだなぁと思っていましたが、機能面でけっこう優れていて気に入っています。
見た目は普通のシーリングライトです。
通常シーリングライトといえば、3段階くらいで明るさを調整できるイメージじゃないですか?
(すごく明るい白色⇒ちょっと明るい白色⇒豆電球みたいなオレンジ色、の3段階。)
富士住建の標準のシーリングライトでは、リモコンの『明るい・暗い』ボタンを押すことで、より細かく明るさ設定ができます。
明るい・暗いボタンを押し続けると、滑らかに電気の明るさが変わっていきます。
今まで私は寝る時に、常夜灯(豆電球みたいなオレンジ色のあかり)は明るすぎるけれど、完全に消灯すると暗すぎる・・と感じるタイプでしたので、細かく明るさを調整できるのは地味に嬉しいのです。
ちなみにフットライトや保安灯も、標準でついてきます。
フットライトは階段の近くに取り付けていますが、センサー付きなので、夜になると自動で足元を照らしてくれてありがたいです。
保安灯は、いざとなったら取り外して懐中電灯代わりにもなるので便利です。
このように種類は少ないですが、標準で付いてくる照明もかなり良いものですので、富士住建の場合は標準仕様から照明を選ぶ形でも十分かなと思います。
しかし個人的に家を建ててみて、思った以上に照明は部屋の雰囲気を決める重要な要素であることに気づきました。
予算との兼ね合いもありますが、リビングなど一部分だけでもこだわって好みのものを選んでみるのはアリかと思います。
我が家も照明は標準仕様から変えたものが多く、結局オプション費用として20万円ほどかかりましたが、お金をかけて良かったと思っています。
ということで、オプション品の導入を検討してみたいという方向けに、以下に照明選びのポイントを挙げさせていただきます。
2.照明選びのポイント
ということで、私が考える照明選びのポイントです。
・プロにお任せする
いきなり照明選びを放棄しているじゃないか!?とがっかりされたかもしれませんが、これが私の答えです。
照明に関しては、間取りをもとに明るさや位置・種類などを素人が計算して、最適なものを選定するというのは正直無理があると思いました。
シーリングライト1つとかであれば、『XX畳用』みたいなのを選べば済むので良いのですが、間接照明とかダウンライトになってくると、電球の色や必要個数などを1から考えるのはなかなか難しいと感じます。
(普段から興味をもって情報収集している方は別かもしれませんが、少なくとも自分には無理でした。)
住宅メーカーによっては、インテリアコーディネーターなどがいて提案してくれるかもしれませんね。
しかし、もしそういう方がいない場合は、パナソニックのあかりプランという無料サービスを使うのがオススメです。
富士住建も基本的に打ち合わせに登場するのは営業さんと現場監督さんだけで、コーディネーターの方はいません。
そのため我が家もあかりプランを利用して照明を選びました。
あかりプランの宣伝をしたところで私には一銭も入ってこないですが(笑)、これがなければ確実に照明選びは失敗していたと思うので、本当にオススメです。
利用のタイミングは間取り完成後
あかりプランのサイトで申し込んで間取りを送ると、専門の方が間取りに合った照明を選んで、このように照明プランをメールで送ってきてくれます↓↓
その後、パナソニックのショールームに行って打ち合わせをして、実際の照明を見ながら『この照明を変えたい』とか『この照明を追加したい』などとショールームの担当者に要望を伝えました。
すると数日後に修正版の照明プランをまたメールで送ってくれました。
そしてそのプランを現場監督さんに渡して共有する、という流れでやりました。
ショールームは絶対行った方が良い
画像引用元:パナソニック公式HP
面倒ですが、ショールームに行って打ち合わせするのも全て無料なので、実際の照明を見ながら選ぶことをオススメします。
私が行ったショールームは、キッチンやリビングなど本物の部屋のような空間がいくつかあって、照明が実際に部屋の中に設置された時の雰囲気を体験することができました。
またショールーム内をブラブラしながら、担当の方が照明の基本的な知識を教えてくれたりもします。
例えば、電球の色の種類は電球色・温白色・昼白色などがあり、場面によって使い分けられます。
黄色っぽい電球色は、温かみがあり、寝室やダイニングなど落ち着きたい空間にオススメ。
画像引用元:パナソニック公式HP
逆に昼白色は、明るくて良く見えるので、キッチンや洗面所などにオススメ。
画像引用元:パナソニック公式HP
そして電球色と昼白色の中間のような温白色は、リビングなどで使えます。
画像引用元:パナソニック公式HP
ショールームで実際に体験しましたが、温白色はかなり使い勝手が良くて、我が家はダイニングなどあちこちで採用しています。
(電球色は黄色っぽすぎるかなぁと思って、結局どの部屋にも採用しませんでした。)
逆に子ども部屋などは明るい方が良いので、昼白色にしています。
キッチンは、人が立って作業する場所は温白色ですが、調理をする時に手元はよく見えた方が良いので、手元のライトだけは昼白色にしています。
ショールームでは、昼白色・温白色の照明の下での食材の見え方を実際に体験できて面白かったですよ。
野菜が傷んでいないかなどは、やはり昼白色の方が確認しやすいので、手元は昼白色の方が良いというアドバイスをいただきました。
そしてリビングは基本的にリラックスできる温白色が良かったのですが、もしかしたら何かを書いたり細かい作業をするかも・・?ということで、部屋が明るくなる昼白色と迷っていました。
そんな時は、色や明るさを調整できるタイプの照明もあるそうです。
これは実際の我が家のリビングですが、この写真の丸いツマミをくるくる回すと・・・
こんな感じで、電球の明るさや色が変化していきます。
このように場面に合わせて部屋の雰囲気が変えられる照明があるというのも、ショールームに行って教えてもらったからこその発見だったなぁと思います。
3.スイッチ配置のポイント
照明のデザインや明るさばかりに目がいって、見落としがちなのが照明のスイッチの配置です。
スイッチの配置に関しては、我が家も地味に後悔が多いので、もっと綿密に考えておけば良かったなと思います。
例えば以下のようなタイミングで、自分がどこにいて、どの電気を点灯・消灯したいのか・・・正直イメージが難しいですが、想像力をフル稼働させて考えてみましょう。
- 朝、家を出る時
- 帰宅してリビングに入る時
- キッチンを使う時
- 2階に上がる時
- ベッドに入って寝る時
我が家での失敗談は、後述したいと思います。
4.我が家の照明~成功&失敗ポイント~
・成功ポイント
成功ポイントとしては、事前に計測をしっかりしたことで、照明と家具とのバランスが保てたことは良かったと思います。
多分皆さんやっていることだと思うので、特筆すべきほどではないかもしれませんが、改めて計測は本当に大事ですね!
例えばベッドの両脇についている照明。
こちらは自宅にあったベッドの高さや幅を測って、さらにそこから照明が何センチ離れていると良いかな~というのを、夫氏とともにシミュレーションしました。
ダイニングテーブルの上のペンダントライトも、タテヨコともにテーブルの真ん中にくるように配置を計算するのがけっこう大変でした・・。
コーディネーターさんなどがいれば、家具とともに最適な配置を考えてくれるのかもしれませんが、我が家は自力でしたので地味に面倒でしたね。
因みに写真のようなペンダントライトは見た目が可愛いものが多いですが、配置のバランスが難しいのと、ライトの上にホコリが溜まるというデメリットはあるなぁと思いました。
(とりあえずダウンライトにしておけば、無難にデザイン性を確保しつつお掃除もラクできる。)
・失敗ポイント
失敗ポイントとしては、まず、導入したけれどあまり使わない照明がちらほらあるという点ですね。
例えばダイニングには、ペンダントライトの横にダウンライト(×2)がついています。
ですが、両脇のダウンライトはつけなくても十分明るいので、普段ほとんど使わないです。
コンセントに関しては迷ったら絶対つけた方が良い!と思いますが、照明は増設するほどスイッチの数も増えるというデメリットがあるので、過度に設置するのは宜しくないなぁと思いました。
(ただ、照明が足りなくて暗いよりはマシなので、迷ってつけてしまったのは仕方ない面もあると思っています・・。)
そして我が家の2つ目の失敗ポイントは、照明のスイッチの配置が使いづらい問題です!
そこまで致命的な失敗ではないのですが、地味にモヤッとする点がいくつかあります。
例えば夜寝ようと思って2階に上がる時。
階段付近のスイッチ(下図のSW①)を使ってダイニングの電気を全て消せれば良いのですが、ダイニングテーブルの上のペンダントライト(下図の横長のオレンジ)は、SW②でしか消せない・・・。
ということで、SW①で消灯した後で、『ペンダントライト消えてない!』と気づいてSW②まで往復する・・という作業がそこそこの頻度で発生しています。
SW①でペンダントライトまで消せるようにできれば良かったなと思います。
夜寝る時と、朝家を出る時は、できるだけ1か所でまとめて電気を消せるような配線にできると良いですよね。
あとベッドの枕元にスイッチを設置して、寝る時にベッドから室内の照明を全て消せるようにできたら便利だったなぁと感じます。
5.さいごに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は照明についてまとめてみましたが、照明の選定やスイッチの配置に関しては家ごとの個別性が高すぎるので、専門家の手を借りるのがベストというのが正直な印象です。
パナソニックのあかりプランなど、無料のサービスはどんどん利用して、スイッチの配置などは現場監督さんとも綿密に打ち合わせして、住み心地の良い家づくりができると良いですね^^