こんにちは。2019年に富士住建でマイホームを建てたモンチ(@monchi_fuji)です。
今回は、富士住建の標準仕様となっている3つのメーカーのキッチン(トクラス・クリナップ・タカラスタンダード)について、違いを徹底比較しました!
- トクラス・クリナップ・タカラスタンダードの特長が知りたい!
- それぞれのメリット・デメリットや、結局どれがオススメなのかが知りたい!
という方は参考にしていただければと思います。
※各社の仕様は毎年変わりますので、最新の情報はショールームなどでご確認くださいね!
富士住建のキッチン~基本情報~
まずは、富士住建のキッチンの基本情報からです。
3つのメーカーから選択可能
富士住建では、トクラス・クリナップ・タカラスタンダードの3つのメーカーのキッチンを選ぶことができます。
3社に共通しているのは、全て対面式のオープンキッチンであること。
キッチンの前に壁がないので、リビングなどを見渡して家族とコミュニケーションをとりながら料理をすることができます。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
充実した標準装備
富士住建といえば高機能・高品質な設備をさらっと採用していることに何度も驚かされますが、キッチンについても、いずれのメーカーも最上位~上位クラスのシリーズを導入しています。
またビルトイン食洗機や、浄水器一体型水栓、カップボードなど、他社でオプションになりがちな装備も標準でついてくるのがありがたいです。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
因みに浄水器については私は使わないのでいらないだろうと思っていましたが、引っ越した先の水があまり美味しくなくて、結局めちゃくちゃ使ってます(笑)
フィルター交換が必要にはなってしまいますが(我が家はネットで定期購入していて、年間1万円ちょっとくらい)、浄水モードをオンにするとおいしく水が飲めるので重宝しているのです。
どのメーカーがオススメ?
まずは各社の特長と、どんな人にオススメか?を表にしてみました。
メーカー | 特長 | どんな人にオススメ? |
①トクラス
|
可愛いデザインと鮮やかな色合いで、 楽しく料理ができるキッチン |
・トクラスのデザインや色合いを気に入った方 ・コ型のキッチンを選びたい方 |
②クリナップ | カフェ風のオシャレなデザインと、 機能性を兼ね備えたキッチン |
・マットで落ち着いたデザインが好きな方 ・キッチンの機能性も重視したい方 |
③タカラスタンダード | 丸ごとホーローで、あらゆるところが 掃除しやすいキッチン |
・お掃除のしやすさを重視する方 |
続いて、各社の特徴について詳しく見ていきたいと思います。
①トクラスの詳細情報
デザイン
トクラスは個人的に、見た目のインパクトが1番大きい!
トクラスはラウンド型のキッチンと、コ型のキッチンを選べるのですが、特にラウンド型の丸いフォルムは唯一無二だと感じます↓↓
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
そして標準仕様となっている3社の中で、コ型のキッチンを選べるのはトクラスだけ!↓↓
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
コ型の場合、シンクとコンロの移動が最小限で済むため、空間を有効活用できるというメリットがあります。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
そしてトクラスのキッチンには職人技による『ピアノ塗装』が施されていて、見栄えも美しく仕上がっています。
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、トクラスという会社のルーツは楽器で有名なヤマハにあります。
楽器などを作る際の、樹脂の加工技術や塗装技術がキッチンの製造にも活かされているのですね。
以下にトクラスのデザインの口コミやレビューもご紹介させていただきます。
(オレンジ色は肯定的な口コミ、水色は否定的な口コミです)
デザインの口コミ・レビュー
何と言ってもデザインが素敵。カラーも迷ってしまってなかなか決めれないぐらい、たくさんのバリエーションから選ぶ事ができた。
会社がヤマハだからなのか鮮やかで楽しくなるようなカラー展開が多い。シンクも他社より鮮やかで、料理をするのにワクワクさせてくれる。
塗装に高級感がある。テカテカした感じは全くなく、上品な艶。
コ型キッチンを選んだ場合、勝手口を設置するのは難しそう。
シンク&天板
続いてキッチンの使い勝手として重要なシンクと天板を見てみましょう。
ヤマハといえば、人造大理石の天板とシンクです!
シンクと天板にも、ヤマハ時代から蓄積された技術力による工夫や特色が現れています。
実は1970年代、ステンレスの流し台ばかりの時代に、国産で初めての人造大理石カウンターのキッチンを発売したのはヤマハなんです。
今では人造大理石のカウンターが主流になっていますが、ヤマハがその草分け的存在だったんですね。
そんな流れもあって、先述したようにトクラスは樹脂&塗装に関しては非常に高い技術力をもっています。
特に厚みのある天板は職人さんから見ても太鼓判を押せるほどの品質だそうで、傷や熱などに強いと評判です。
また天板だけでなくシンクも人造大理石にすることで、天板とシンクの繋ぎ目がない『シームレス結合』になっていることも特長。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
一般的に繋ぎ目部分にはゴミが溜まりやすいので、シームレスになることでお掃除が楽になるというメリットがあります。
また、ねずみ色一択となってしまうステンレスと違って、豊富なカラーバリエーションがあるのもメリットですね。
シンク&天板の口コミ・レビュー
シンクとの継ぎ目はシームレス結合になっているので、継ぎ目にゴミが入って、竹串でかきだして…といった面倒な作業は一切なくなった。
ワークトップからカウンターまで継ぎ目がなく、とても扱いやすいキッチン。シンクもシームレス接合で、とても掃除がしやすい。
人造大理石の天板は熱に強いので、ちょっとの間なら熱い鍋やフライパンを直置きできて便利。重い缶詰を落としてしまったが、傷一つ入らなかった。
人大にとても定評があったので選んだが、やはり素晴らしい。全然傷つかないし、汚れも簡単に取れる。
人造大理石のカウンターの触り心地が最高。それでいて、熱い物を置いても大丈夫。汚れはメラミンスポンジなどで簡単に落とせる。
人大のキッチンは物を落としたりするとどうしても黒い汚れや跡がついてしまう。
シンク内がステンレスではないため、非常に汚れが目立つ。紅茶を少し流しただけで茶色いシミになる。洗い物のたびにシンク内をこすらないと綺麗な状態は保てない。
トクラスについては天板の強度や、シンクとのシームレス結合については定評があるようですね。
一方で一般的に人大(人造大理石/人工大理石)はステンレスに比べてシミがつきやすいといわれています。トクラスのキッチンでもシミや汚れがついてしまうという声が挙がりました。
ただし激落ちくんなど、メラミンスポンジでこすると割と簡単に落ちるようです。
レンジフード
トクラスのレンジフードは、サイクロンフードというレンジフードを採用しています。
本体に入る前に小型フィルターが油汚れを吸着するので、レンジフードの内部が汚れにくいといわれています。
画像引用元:トクラス公式HP(https://www.toclas.co.jp/)
↓こちらが小型フィルターなのですが、取り外しが簡単なうえに、軽い汚れならお湯につけておくだけで油汚れが浮き上がるように塗装がされています。
画像引用元:トクラス公式HP(https://www.toclas.co.jp/)
小型フィルターは食洗機で洗うことも可能です。
また小型フィルター以外の表面部分は、油をはじく撥油加工が施されているうえに拭きやすい形状になっており、お掃除の手軽さに貢献しています↓↓
画像引用元:トクラス公式HP(https://www.toclas.co.jp/)
さらに内部に入り込んだ油はオイルトレーに集まるようになっており、月1回程度オイルトレーを取り外してお手入れすればOK。
レンジフードの口コミ・レビュー
レンジフードに驚いた。あんなに油汚れでギトギトなところを掃除するのは一苦労だなと思っていたが、これに変わってから油をはじいてくれるので前のは一体何だったのかと思うほどの便利さ。
普段の掃除は、簡単に外せるフィルターとオイルトレーの洗浄(洗剤につけおきするだけでOK)と、本体表面を拭くだけなので楽。
実際はオイルトレーに油が溜まらない。また、フィルターは油とホコリがすぐにこびりつき、こまめに洗わないとつけ置きするぐらいでは落ちない。
内部のファンは10年間お手入れ不要とされているが、実際は汚れる。
収納
トクラスは収納にも工夫を凝らしています。
ラウンド型を選んだ場合は、昇降キャビネットがついてきます。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
キッチンの吊り戸棚は収納量が多いですが、高さがありすぎて有効活用できていない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昇降キャビネットがあれば、楽々手が届くので、吊り戸棚も有効活用できそうです。
一方でコ型を選んだ場合は、コーナーキャビネットがついてきます。
画像引用元:トクラス公式HP(https://www.toclas.co.jp/)
デッドスペースになりがちなキッチンの隅も、うまく活用できる工夫ですね。
収納の口コミ・レビュー
昇降キャビネットは、使いやすい目の高さにくるので、手がスッと届くから使いやすい。
昇降キャビネットのお陰で高いところに入れても物が取り出しやすくなったので、付けて良かった。
コーナーキャビネットを引き出した奥にも収納スペースがあり、デッドスペースを許さない工夫がされている。
機能性は、至って普通のキッチン。他社に比べて特に何があるわけではなく、収納部分も多少工夫はされているが普通。
②クリナップの詳細情報
続いて、クリナップのご紹介です。
デザイン
クリナップといえば、カフェ風のデザインが女性に人気です!
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
マットで落ち着いた色合いの木製の扉が、オシャレな雰囲気を醸し出していますね。
形状は写真のようなI型キッチンのみですが、後述するように収納棚のスタイルを2パターンから選ぶことができます。
また先述のトクラスといえば人造大理石でしたが、クリナップといえばステンレス素材に強いメーカーです!
ステンレスのメリットとしては、湿気やカビ、ニオイなどに強いということが挙げられます。
そのため衛生面に厳しいレストランの厨房などでは、今でもステンレス素材が使用されていますね。
クリナップのキッチンのキャビネットは見えない部分まで上質なステンレスを使うことで、衛生面や耐久性の高さを実現しています。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
そのためオシャレな見た目を実現しつつも、ステンレスの機能性の高さは保持できているというメリットがあります。
デザインの口コミ・レビュー
カタログを見て、一目ぼれして決めた。本当に見た目が素敵!機能もいまのところ文句なし!
キッチンは水を頻繁に使うところだから、ステンレスキッチンは衛生面も安心で良い。
シンク&天板
クリナップのシンクと天板は、人工大理石とステンレスのどちらかを選ぶことができます。
クリナップはステンレスに強い!とお伝えしたばかりですが、人工大理石を選んだ場合も天板に『コーリアン』という世界のトップブランドの素材が使われており、こちらもとても魅力的。
コーリアンはアメリカのデュポン社が50年以上前に開発した人工大理石で、高級感のあるデザインとお手入れのしやすさ(調味料や洗剤が染み込みにくい)で人気です。
画像引用元:クリナップ公式HP(https://cleanup.jp/)
もちろん、耐熱性や耐衝撃性にも優れています。
シンクの特長としては、人造大理石を選んだ場合に『流レールシンク』という機能がついていることが挙げられます。
画像引用元:クリナップ公式HP(https://cleanup.jp/)
普段料理をされる方は分かると思いますが、台所でお皿洗いをしている最中や、終わった後は、だいたい生ゴミがシンクに残ってしまいますよね。
流レールシンクは手前に溝がついていて、お皿を洗っている時に勝手にゴミが排水口まで流れていく構造になっています。これは画期的ですね!
シンク&天板の口コミ・レビュー
流レールシンクが思っていた以上に便利!食器洗い後にしていたシンク掃除が、ほぼ無くなる程度まで時短できるのが、とてもうれしい。
もし次にキッチンをリフォームするとしても、片流れシンクを選びたいくらいには気に入っている。もう真ん中に排水溝があるシンクには戻れない。
正直な感想をいうとそんな流れない。隅っこは水をしっかりかけてあげないと流れない。
個人的にはタカラスタンダードのキッチンを採用して、真ん中に排水口があって不便だなぁと感じているので、クリナップの流レールシンクはとても魅力的です。
レンジフード
クリナップはレンジフードも機能的です。
『洗エールレンジフード』という製品を搭載していて、なんとボタン1つでフィルターとファンを自動洗浄してくれるんです!
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
洗エールレンジフードの給湯トレイにお湯を入れて、洗浄ボタンを押せば油汚れを自動洗浄してくれます。
あとは排水トレイにたまった水を捨てるだけでOK。
画像引用元:クリナップ公式HP(https://cleanup.jp/)
これはお手入れが楽になりそうですね。
レンジフードの口コミ・レビュー
前までは換気扇掃除に何時間もかかっていたのに、洗エールレンジフードで一気に時間が縮まった。掃除のタイミングを教えてくれる洗浄ランプがわかりやすい!
洗浄後の水が汚れていたので、ちゃんと掃除ができているのだと思えた。吸い込む力もしっかりあって、前より油はねが気にならなくなった。
汚れる前に洗浄することでいつも綺麗がキープできる。タンクにお湯を入れてセットしてスイッチを入れたら30分ほどで作業終了。汚れたお湯を捨てれば掃除はおしまい。
フィルターの寿命が短く、交換時期が分からない。フィルター交換が終わるまでレンジフードは使えなくなる。
買ってから、3年間、内部のお手入れしなかったら、大変なことになっていた。洗エールレンジフードは、換気扇は自動洗浄できるが、内部のお手入れは必要。
営業担当の方に、洗エールレンジフードは家電だと思った方が良いと言われ、故障したら大変そうなので導入を見送った。
洗エールレンジフードについては、お掃除が楽になったという評判が多数みられました。
一方で、フィルターは10年もつといわれていますが、常時換気にしていると寿命が約半分になってしまうらしく、5~6年で交換が必要になってしまうそうです。
交換費用は2~3万円かかったという方が多かったので、そのくらいの交換費用は見込んでおいた方が良さそうです。
収納
クリナップのキッチンは、リビング側にも収納がついているのが特徴で、収納量UPに貢献しています。
オープンキャビネットになっているので、見せる収納が好きな方には嬉しい構造ですね。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
また収納のスタイルは、2種類から選べるようになっています。
左側のカフェスタイル収納の場合、下の赤い点線部分が空洞になっているので、スツールなどを置いて、座ってレシピを見たり作業スペースとしても使えるようです。
右側のシステム収納の場合、1番左に大容量のスライド収納がついてくるのが特徴。ガラッと開けば上の段から下の段まで全部取り出せるので、調理の効率が上がりそうですね。
またキャビネットにはツールポケット(ラップやアルミホイルなど、細長いものを手前に収納できる)が付いているなど、痒い所に手が届く機能がいっぱいです。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
ということでクリナップは収納に関しても、デザイン性と機能性の両立が目指せそうです。
収納の口コミ・レビュー
引出しは奥行きがあるのでたっぷり入る。また奥まで全開するので、上から中がぜんぶ見通せるから管理もしやすい。
デザインを重視しながら、効率よく作業できる設計になっている。
③タカラスタンダードの詳細情報
最後は、タカラスタンダードのキッチンのご紹介です。
因みに我が家もタカラスタンダードのキッチンを導入していますので、口コミに関しては私自身の感想も交えてお伝えしていきたいと思います。
デザイン
まずキッチンの形状については、クリナップと同じくI型キッチンのみとなっています。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
ワークトップの奥行きが3社の中では1番長く、広々としているので、リビング側にカウンターチェアなどを置けば、キッチンが家族のコミュニケーションの場になりそうです。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
因みにトクラスといえば人造大理石、クリナップといえばステンレス・・・とお伝えしましたが、タカラスタンダードといえば『ホーロー』素材に強いメーカーです!
ホーローとは鉄とガラスをあわせた素材で、鉄独特の強さとガラス独特の汚れのつきにくさを合わせもった大変優秀な素材なのです。
日常生活では汚れがつきにくく、お手入れが簡単というメリットがあります。
タカラスタンダードのキャビネットは中も外も丸ごとホーロー仕様になっているので、キッチン全体のお掃除がとても楽です。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
ただしホーローは表面がガラスということで、引き出しなどが光沢のある見た目になっており、そこは好みが分かれるところかと思います。
マットなデザインが好みの方は、木製の扉も選ぶことができます。
デザインの口コミ・レビュー
優しい色合いのものばかりでどんなインテリアにも馴染みそう
色の選択肢が少なく、好みの色がなかった。
マットな色味を好む人にはテカテカした感じは合わないかもしれない。
私自身も最初は光沢のある見た目に少し抵抗がありましたが、やはりお手入れのしやすさには代えられないです。
まだ入居2年経ったくらいですが、汚れもサッと拭けて、入居時のキレイな状態を保てています↓↓
シンク&天板
まずシンクは昔ながらのステンレス製のシンクです。
ただし『ユーティリティシンクE』というタイプで、調理作業の効率化に配慮した造りになっています。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
横から見ると、こんな感じで3層になっていて、調理時にシンクを立体的に使うことができます。
画像引用元:タカラスタンダード公式HP(https://www.takara-standard.co.jp/)
例えばお湯を切る時や、野菜を洗う⇒切る⇒捨てる作業をする時など、3段のスペースをうまく活用すると、調理作業を効率化できるようです。
画像引用元:タカラスタンダード公式HP(https://www.takara-standard.co.jp/)
続いて天板ですが、タカラスタンダードのキッチンでは高級人造大理石の『フィオレストーン』を選ぶことができます。
画像引用元:富士住建公式HP(https://www.fujijuken.co.jp/products/index.php)
フィオレストーンは大理石や御影石などよりも硬度が高く、耐久性があり傷や汚れがつきにくいという特徴があります。
そして他社にはない『石感』が魅力的!
それもそのはずで、フィオレストーンは93%が天然の水晶でできているんですね。
他社の天板は樹脂っぽさが感じられるのですが、フィオレストーンは天然石にかなり近い見た目&質感になっています。
補足
前者は樹脂(アクリル、ポリエステルなど)で作られた素材で、天然の大理石は一切入っていません。
後者は天然の大理石を粉砕して、樹脂やセメントで固めたものなので、素材の配合によっては天然石に非常に近い質感を出すことができます。
シンク&天板の口コミ・レビュー
立体的に使えて調理スペースは広々。またシンクの上で作業出来る為、ワークトップを汚さず調理出来たり、わざわざシンクの底を洗ってザルとか置かなくて済む。
他社キッチンのワークトップによく使われている人造大理石とはまるで違う。まるで本物の大理石のような風貌で美しい。
シンク部分は面積の割に手狭に感じられてスムーズな調理には適さないと思えた。
流し台が浅めでもうちょっと深いと好みかなと感じた。
シンクは実際に3層もあったら、ごちゃごちゃし過ぎて使いにくそう。いちいちプレートの出し入れも面倒。洗ったプレートを立てておくスペースの確保も大変そう。
タカラスタンダードのシンクに関しては、やや否定的な意見が多くみられました。
私自身も、ユーティリティシンクは結局皿洗いの時などに邪魔になってしまい、早々に撤去してしまいました。
また排水口がシンクの真ん中にドーンとあるのも邪魔で使いづらいと感じます。
ここはクリナップの洗エールシンクが羨ましいところですね・・。
ただ、タカラのフィオレストーンの天板はめちゃくちゃ良いです!
見た目もそうですし、傷や汚れもつきにくくて質感まで『石!』という感じ。
実際に2年間使った我が家のキッチンの天板は、まだ傷1つ付いておらずピカピカを維持しています。
汚れもさっと拭けば落ちますので、シミなどがつくということも今のところありません。
タカラスタンダードのキッチンの使い心地は以下に詳しく書いていますので、宜しければご参照ください↓↓
レンジフード
タカラスタンダードの場合、レンジフードまでホーロー製です。
パネルやオイル受け、整流板などはホーロー製で油汚れが落としやすいですし、ファンにも汚れを落としやすい加工が施されています。
レンジフードの口コミ・レビュー
レンジフードのパーツそれぞれがホーロー素材でできているので、お手入れが簡単。汚れても水拭きで簡単にお掃除できる。
他社製よりも汚れにくいと感じる。取り外したパーツが食洗機で洗えるのがありがたい。
レンジフードに関しては、派手な機能はついていないですが、掃除はしやすいという評価が多いようです。
我が家では夫氏が半年に1回くらいの頻度でレンジフードの掃除をしてくれているのですが、やはり大変さはあまりなく(劇的に楽というわけでもないですが)、洗剤などで浸け置きしておくだけで汚れが落ちたりするので扱いやすいと言っていました。
収納
先述したようにタカラスタンダードのキッチンは丸ごとホーロー製(←内側は鉄)なので、キッチンのあらゆるところに磁石がくっつきます。
そのため磁石を使って、調味料や調理用品などを壁面に収納することができるのが特徴です。
画像引用元:タカラスタンダード公式HP(https://www.takara-standard.co.jp/)
好きな位置に好きな収納を配置できるので、便利ですね。
収納の口コミ・レビュー
キッチンの様々な場所が収納スペースになって便利。
マグネット収納は使用するシチュエーションが実際はあまりないことに気づいた。位置調整はしやすいが、可燃性の物を置くのは不安があり、限られた物しか置けない。
マグネット収納を活用できているか否かについては、人によって様々というところのようです。
特に富士住建の場合はオープンキッチンが標準なので、調理をする時に目の前に壁がありません。
そのためマグネットを取り付けられる場所が限られてくるため、マグネット収納の恩恵はあまり受けられないかもしれませんね。
我が家もマグネットで取り付けているのは、キッチンタイマーとタオル掛けくらいですね(磁石自体はかなり強力にくっつくので、ポロっと取れちゃうという不便さはありません)。
ちなみにキャビネットやカップボードの収納に関しては、特に目立った機能はありませんが、4~5人家族でも十分な量は確保できるかと思います。
またトクラスのように昇降キャビネットなどはないので、高い位置にある吊り戸棚は使いづらいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、最近はニトリの『吊り戸棚ストッカー』など便利なツールがあるので特に不便は感じません。
こちらのストッカーは取っ手がついているので、背が低い私でも踏み台なしで取り出せるのです。
我が家はパントリーがないので、大容量の吊り戸棚がパントリー代わりになって大助かりです。
(ちなみに吊り戸棚ストッカーは、ネットでも数百円で買えます。)
まとめ
①トクラスのメリット・デメリット
トクラスのメリットとしてはヤマハの技術力を活かしたデザイン性の高さが挙げられそうです。
また深型の大きい食洗機が必要な方は、トクラスであればオプション料金なしで導入できる点も嬉しいですね。
一方デメリットとしては、機能面での目立った特色がないというところでしょうか。
②クリナップのメリット・デメリット
次にクリナップのメリットは、まずトクラスとは違った意味でのデザイン性の高さがあります。マットで落ち着いた雰囲気のデザインがお好きな方は、クリナップが好みかもしれませんね。
またキャビネットがステンレスだったり、洗エールレンジフードがついているなど、機能面でもよく考えられていると思われます。
デメリットとしては、洗エールレンジフードの故障リスクや部品交換費用というところでしょうか。
③タカラスタンダードのメリット・デメリット
最後にタカラスタンダードに関しては、やはり丸ごとホーローであることによりお掃除がしやすいというメリットが挙げられます。
デメリットとしてはシンクの使いづらさと……地味なところですかね?(笑)トクラスやクリナップのようにデザイン性がとても高いわけではなく、収納やレンジフードも何かすごい機能がついているわけでもなく…という印象がありますね。
いずれの会社にするにしろ、天板(ワークトップ)の質感や、キッチン全体の色合い・雰囲気、収納量などは、ぜひショールームでチェックして比較しておきたいところです。
もし標準仕様が違っているよとか、実際に使ってみてここは違うよとか、コメントがあればぜひ本ブログのお問い合わせフォームやSNS(ツイッター:@monchi_fuji)からご連絡いただければと思います!