富士住建の標準トイレは、TOTOかINAX!オススメは・・・

2022年3月22日

こんにちは。2019年に富士住建でマイホームを建てたモンチ(@monchi_fuji)です。

今回は、富士住建の標準仕様となっている2つのメーカーのトイレ(TOTOINAX)について、違い&オススメを徹底解説したいと思います。

  • TOTOとINAXのトイレの特長が知りたい!
  • それぞれのメリット・デメリットや、結局どれがオススメなのかが知りたい!

という方は参考にしていただければと思います。

※標準仕様は毎年変わりますので、最新の情報はショールームなどでご確認くださいね!

1.富士住建のトイレ~基本情報~

まずは、富士住建のトイレの基本情報からです。

2つのメーカーから選択可能

富士住建では、TOTOINAXの2つのメーカーからトイレを選ぶことができます。

どちらを選んでも、高機能!

富士住建といえば高機能・高品質な設備をさらっと採用していることに何度も驚かされますが、トイレについても、上位クラスの高機能トイレを導入することができます。

特に1台目はTOTO・INAXともに超節水型のタンクレストイレを選べます!

タンクレストイレは見た目がシンプルで、トイレがオシャレになると人気です。そしてお掃除もラク。

TOTOの場合は、ネオレスト(AH/RH)で、INAXの場合はサティス(Sタイプ S8グレード)という製品です。

▼TOTOのタンクレストイレ(ネオレスト)▼
TOTOのタンクレストイレのネオレスト
画像引用元:富士住建公式HP

▼INAXのタンクレストイレ(サティス)▼
INAXのタンクレストイレのサティス
画像引用元:富士住建公式HP

どちらも他のメーカーではオプションになることが多いハイグレードな製品なので、これが標準仕様で選べるというのはありがたいですね。

ウォシュレットや便座の保温機能などはもちろんのこと、便座のフタが自動で開閉する機能なんかもついてきます。

2台目のトイレも標準でついてくる!

2階建てのお家を建てる場合は、高確率で2階にもトイレを設置することになるかと思いますが、富士住建では2階に設置する用のトイレも標準でついてきます!

ちなみに1階と2階は同じメーカーになります(例えば1階のトイレをTOTOにしたら、2階トイレもTOTOになります)。

2台目のトイレはタンク式の普通のトイレです。

▼TOTOのZJ▼
TOTOのタンク式トイレZJ
画像引用元:富士住建公式HP

▼INAXのベーシア▼
INAXのタンク式トイレのベーシア
画像引用元:富士住建公式HP

タンクレスではないですし、フタの自動開閉などの機能はついていませんが、ウォシュレットや便座の温め機能など、必要な機能はきちんとついていますので十分です。

2台目の比較をしてもあまり面白くないかなと思いますので、せっかくなので今回は1台目のタンクレストイレ(TOTOのネオレストと、INAXのサティス)の方を中心に比較していきたいと思います。

2.どっちのメーカーがオススメ?

結論から先にお伝えすると、特にこだわりがなければTOTOのネオレストを選ぶことをオススメします。

といいつつ我が家はあまりよく調べずにINAXを選んだのですが(笑)、INAXのトイレでも性能は十分高いので、どちらかが強烈に優れているというわけではありません。

具体的に各社のトイレがどのような機能をもっているかについては、以下に解説したいと思います。

なお、我が家はINAXのサティスを2年ほど使っているのですが、実は私の実家(←富士住建ではないですが)ではTOTOのネオレストRHを2年ほど使用しています。

実家のネオレストのトイレ

実家のトイレ(ネオレストRH)

自宅のサティスのトイレ

自宅のトイレ(サティス)

ということで私は奇跡的にサティスもネオレストもどちらもよく使う環境にいるので、それぞれの実際の使用感についての情報も交えながら、比較していきたいと思います。

3.TOTOとINAXの性能比較

以下にホームページやカタログなどの情報をもとに、TOTOのネオレスト(AH/RH)と、INAXのサティスの性能を比較してみたいと思います。

ちなみに価格に関しては、一般的にネオレストの方がサティスより数万円高いようなので、ネオレストを選んだ方がお得感はありそうです。

節水性

意外とトイレは水を使うので、できるだけ節水したいものですよね。

各メーカーの大洗浄で使う水量を比較すると、以下の通りです。

  • TOTO(ネオレスト):3.8リットル
  • INAX(サティス):5リットル

ということで節水性に関しては、TOTOの方が若干優れているようです。

ただしひと昔前の従来品は13リットルもの水量を使用していたとのことなので、それに比べるとどちらも節水できていることには変わりません。

便器の汚れにくさ

トイレを選ぶうえで、掃除のしやすさや汚れにくさは大事ですよね。

TOTOもINAXも、それぞれ技術を駆使して便器に汚れにくい加工を施しています。

TOTOの場合は、セフィオンテクトという技術を使用しています。便器表面をナノレベル(100万分の1mmのレベル!)でツルツルに仕上げることで、汚れがつきにくく落としやすい仕様になっています。

TOTOのセフィオンテクト
画像引用元:富士住建公式HP

一方でINAXは、アクアセラミックという技術を使用しています。こちらは2016年に初めてサティスで採用された新しい技術で、汚物も水アカも落としやすい仕様になっています。傷にも強く、INAXは100年経っても新品の輝きを維持できると謳っています。

INAXのアクアセラミック
画像引用元:富士住建公式HP

実際に私の実家のネオレストも、我が家のサティスも2年以上使っていますが、黒ずみなどの汚れがつく気配は今のところ一切ありません。

因みにお掃除頻度は実家が2週に1回、我が家が週1回程度です。

やはり一昔前のトイレに比べて、確実に汚れがつきにくく落ちやすい素材に進化していると感じます。

特に私の自宅は、夫氏(←お掃除が趣味だという希少なホモサピエンス)が毎週キレイに掃除してくれているので、まぁピカピカを維持できるだろうなぁと思うのですが、

あまりマメではない実家(←失礼)でも便器がとても美しいのは、さすがTOTOだなというところです。

便器の洗浄力

タンクレストイレは水の流れが弱くならないか?と心配される方もいるかもしれませんが、TOTOもINAXも少ない水量で効率的に汚れを流す工夫をしています。

TOTOはトルネード洗浄という形式。

TOTOのトルネード洗浄
画像引用元:TOTO公式HP

INAXはパワーストリーム洗浄という形式です。

INAXのパワーストリーム洗浄
画像引用元:LIXIL公式HP

実際に使用してみると、TOTOもINAXも使用後によく汚れを流してくれると感じます。

先述したセフィオンテクトやアクアセラミックなどの技術もあり、使用後の汚物よごれなどがツルリーーン!と流れていく快感があります。

使用後にブラシで便器をこすって汚れを除去するということはほとんどなくなりました。

個人的な使用感としては、特にTOTOは一発で汚れをさらってくれる感があります。

便器の形状

便器の形状ですが、TOTOもINAXもフチがない形状を採用しており、お掃除がしやすくなっています。

TOTOのフチなし便器
画像引用元:富士住建公式HP

トイレのフチ裏の汚れを気にして、ブラシでゴシゴシこする作業がなくなって気持ちが良いですね。

除菌

最近のおトイレは、自分で勝手に除菌までしてくれるんですね。

TOTOの場合は、自動で便器内に『きれい除菌水』(次亜塩素酸を含む水)を吹きかけて黒ずみのもととなる菌を除菌してくれます。

またきれい除菌水で、ノズルの外側&内側まで使う度に自動洗浄・除菌してくれるそうです。

TOTOのきれい除菌水
画像引用元:富士住建公式HP

INAXの場合は言わずと知れたシャープのプラズマクラスターが搭載されていて、便座やフタの裏、ノズル周りなど隅々まで除菌してくれます。

INAXのトイレのプラズマクラスター機能
画像引用元:LIXIL公式HP

正直除菌に関しては、TOTOにしろINAXにしろ、使っていて『わぁ除菌されてるわ〜!』みたいな感じはありませんが(笑)、きっとトイレのピカピカに多少なりとも貢献してくれていることでしょう。

その他の性能

上記に挙げた他にも、各社の特徴がありますので、最後に記載しておきたいと思います。

まずTOTO(ネオレスト)の特徴の1つとして、水圧の弱い2階にも設置が可能という点が挙げられます。

一般的にタンクレストイレは水圧の問題で2階以上の設置が難しい場合があると言われていますが、TOTOのネオレストはタンクレスといいつつも、実は内蔵タンクをもっているのです。

ハイブリッドエコロジーシステム』という技術らしいですが、水圧問題に強いタンク式トイレと、見た目がスッキリしてオシャレなタンクレストイレの良いとこ取りをしたまさに『ハイブリッド』なトイレというわけです。

TOTOのハイブリッドエコロジーシステム
画像引用元:TOTO公式HP

2階にタンクレストイレを設置したい方には嬉しい機能ですね。

また細かい話ですが、個人的にTOTOのトイレの方がウォシュレットの水がふんわりと柔らかく出てくる感じがして好きだったりします(笑)

(余談ですが、ウォシュレットはTOTOの登録商標です。INAXの場合は、同等の機能はシャワートイレという名称で呼ばれています。)

INAXの特徴としては、『世界最小』を謳うコンパクトさですね。

INAX(サティス)の奥行きは65センチです。

サティスの奥行き
画像引用元:LIXIL公式HP

TOTO(ネオレスト)の奥行きは69.2センチですから、やはりコンパクトさでいうとINAXの方が優れているようです。

ネオレストの奥行き
画像引用元:TOTO公式HP

トイレのフタを開けた状態では正直あまり分かりませんが、フタを閉じると確かにネオレストの方が若干大きい感じがします。

TOTOはタンクを内蔵している分、どうしても奥行きは出てしまうのでしょうね。

またINAXのトイレは人が近づくと自動で音楽が鳴る機能が搭載されているので、お客さんが来た時に必ずビックリされます(笑)

我が家はダイニングとトイレが近い間取りになってしまっているので、来客時には音消し効果が出て、リラックスして用を足せるというメリットはありました。

(我が家の間取り↓)
富士住建の注文住宅の1階のトイレの間取り

もちろん音楽はリモコンでOFFにもできますし、けっこういろいろなクラシック曲が選べます。

4.まとめ

ということで以上をまとめると、

  • TOTO・INAX、どちらのトイレも高機能で大きな差はない
  • 特にこだわりがない方や、2階にタンクレストイレを設置したい方はTOTOがオススメ
  • コンパクトさにこだわりたい方や、音楽機能が欲しい方はINAXもアリ

という感じです。

我が家のINAXのトイレのレビュー記事もありますので、良かったらご参照ください↓↓

もし標準仕様が違っているよとか、実際に使ってみてここは違うよとか、コメントがあればぜひ本ブログのお問い合わせフォームやSNS(ツイッター:@monchi_fuji)からご連絡いただければと思います!

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